「庶民の味方」として親しまれてきた天丼チェーン**「天丼てんや」**で客離れが進んでいると報じられ、話題になっています。ヤフコメでも2,600件を超えるコメントが寄せられました。
客数は2カ月連続で約1割減
親会社ロイヤルホールディングスの月次資料によると、てんや国内直営既存店の客数は以下の通りです。
| 月 | 客数(前年同月比) | 売上高(前年同月比) |
|---|---|---|
| 2026年8月 | 90.6%(9.4%減) | 2.0%減 |
| 2026年9月 | 89.1%(10.9%減) | 3.8%減 |
両月とも客単価は約8%上がったものの、客数減を補えず売上高は前年割れ。2026年は3月を除き、客数がすべて前年を下回っていると報じられています。
天丼の値上げの推移
| 時期 | 天丼の価格 |
|---|---|
| 2022年まで | 500円(ワンコイン・みそ汁付き) |
| 2022年6月 | 530円 |
| 2025年2月 | 620円 |
| 2026年6月〜 | 730円(「元祖てんやの天丼」) |
ワンコイン時代から約4年で**46%の値上げ**。「元祖てんやの天丼」の具材は海老・きす・いか・なす・いんげんの5種類で、構成は大きく変わっていません。現在の最安は「鶏と舞茸の天丼」の630円です。
背景は原材料費の高騰
報道によると、原材料費の高騰が経営を圧迫。値上げで客単価を上げて客数減をしのぐ戦略が、限界に近づいているとの見方が出ています。
てんやとは
1989年、東京駅八重洲地下街に1号店を開業。高級店のイメージが強かった天丼を手頃な価格で提供し、天丼の大衆化を支えました。2006年にロイヤルHDの傘下に入っています。
参考:J-CASTニュース(2026年10月29日)

