不正アクセスによる個人情報の漏えいが、今年4月以降で延べ約2億6千万人分にのぼることが、個人情報保護委員会のまとめでわかったと朝日新聞が報じました。日本の人口(約1億2297万人)の2倍を超える規模です。
数字で見る今年度の漏えい状況
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 漏えい人数(4月以降・延べ) | 約2億6千万人分 |
| 不正アクセスによる漏えい報告(4/1〜10/16、速報値) | 2094件 |
| 昨年度1年間の報告件数 | 1256件 |
| 10月(16日まで)の報告件数 | 830件 |
半年あまりで昨年度1年間の件数を大きく上回り、特に10月は16日までで830件と突出した状況だと報じられています。
なぜ今回初めて公表された?
報道によると、不正アクセスによる漏えいが相次ぐ事態を受け、企業などから委員会への報告をもとに初めて集計・公表されたものです。個人情報の漏えいがあった企業などは、事案の発覚から3〜5日の間に委員会へ報告することが義務づけられています。
利用者ができる対策
- 同じパスワードの使い回しをやめ、サービスごとに変える
- 二段階認証(多要素認証)を有効にする
- 漏えいを通知するメールやSMSを装ったフィッシングに注意し、リンクを安易に開かない
- 利用しているサービスから漏えいのお知らせが届いたら、案内に沿ってパスワード変更などを行う
「延べ」人数のため、1人が複数のサービスで重複してカウントされている可能性もありますが、誰にとっても身近なリスクになっていると言えそうです。
参考:朝日新聞(2026年10月29日)

